2018.11.16
技能実習生 ベトナム現地面接
こんにちは、工事管理部の原です。
先日、ベトナムのハノイへ実習生の面接に行ってきました。
今回は送出し機関の見学もしたいと希望したので、
試験・面接は学校で行いました。
この送出し機関では250名のベトナム人が、
日本での採用が決まっていて日本に行くまでの間、
日本語の勉強をしています。
私が見学した学校では100名弱の実習生がおり、
学校は2つあるとの事でしたので、もう一つの学校に
残りの実習生がいると思われます。
中は日本語の看板や単語で溢れており、
すれ違う実習生は目をキラキラして元気よく挨拶してくれます。
1Fは事務所や食堂、打合室や職員室。
2Fは全て教室になっており、3Fは宿泊スペースになっておりました。
教室の中も見学させてもらうと、日本の事について
沢山質問されまっすぐな眼差しに少し緊張してしまいました。
ここの教室では漁業、林業、農業、裁縫、建築という分野の
企業に就職する子達でした。
学校見学を終え、いよいよ試験面接です。
今回は塗装での2名を選出する予定でした。
塗装の実技試験はベニヤの板を塗るだけの5分程度で終わってしまう
試験なので、今回は左官塗装を想定とした左官での実技を
行ってもらいました。20分~30分程度、試験を行うので仕事に取り組む姿勢や丁寧さや性格なども
大体分かります。聞くところによると、この子達は3日前に
この学校へ来て、1日は挨拶の勉強、2日間実技の練習を行い、
4日目に試験・面接という流れだそうです。
かなり悩みましたが、この2名を選出しました。
今から5年間は来たいとも言ってくれ、二人の夢も大きかったので、
叶えてあげれるよう私も出来る限りの努力をしたいと決意しました。
来年、成長した姿で会えるのがとても楽しみです。